いろいろな意味で聖地、飯田線に行ってきました。その3:伊那平編
5月1日、朝の飯田駅です。
こういう時でないと午前6時台に出かけることはありませんね…
始発は5時台と早いのですが、さすがにその時間帯に起きて飯田駅まで歩いて間に合う
自信がなかったので、6時50分発の電車で飯田駅を出発します。
ちなみに、車内にある案内には飯田線の案内はなし。
基本的には中央西線で運用されている車両のようです。
これが七久保駅の駅舎です。
朝、西側から撮ったので影になっています…
ちなみに、ここ七久保駅は
というわけで、「咲 -Saki-」の聖地だそうです。
七久保駅が取り上げられていました。(アニメ見てないけど…)
「咲 -Saki-」の聖地について興味がある方は、USO9000仮想工房を
ご覧になってください。
駅から少し歩くと、目の前に中央アルプスの山々が広がります。
10分ほど歩くと「道の駅いいじま」がありますが、時間がないのでパス。
この道は片岡優希が轟天号のごとく突っ込んできそうだじぇ!!
駅舎の中には、鳥の巣もありました。
フンが気になるかもしれませんが、愛らしいですね。
さて、一通り駅の周りを見たところで電車が来ました。
飯田線の定番、119系です。
ぐにゃぐにゃと蛇行する区間に突入します。
「「辰野」から最初の3時間位は、街中で景色も普通かな。」(2巻、p.141)
と発言していましたが、どこが「普通」だ!!
そして、次の目的地
田切駅に到着。
聖地巡礼の元祖的な存在の駅です。
ここは『咲 -Saki-』のOPで風越女子の面々がいた場所だそうです。
2つの異なる「聖地」が重なるのは珍しいことですね。
エルサレムとは違って、この聖地は重なっても戦争や紛争の種になることは
ありませんからね。
ちょうど飯田方面の電車が通過しました。
本当に素晴らしい景色ですね。
駅ノートもありました。保存状態はあまり良くないですね…
昔はスタンプもあったそうですが、今は無かったようです。
さて、田切駅を出てすぐのところに、1984年に移転する前の旧田切駅があるのですが、
実物を見てもよく分かりませんでした…
旧田切駅を写真付きで紹介しているサイトがあります。
急カーブにあるホームが広い駅なのですが、列車から見ると
痕跡にはまったく気づきませんでした。
さて、さらにしばらく進むとΩカーブです。
鉄道写真撮影の名所でもあるここは、
線路が蛇行して、谷の周りを大回りしているところです。
この写真では非常に分かりにくいのですが、奥にあるのがさっき通った線路。
写真下側の道路付近に立てば、目の前を通り過ぎた列車を
後ろから振り返って再び見ることができるでしょうね。
あうー!! (違います)
赤木〜沢渡間はJR一の急勾配40‰*2なのですが、
気付かなかった私は鈍感でしょうか…
乗っていた電車が岡谷行きではないので、伊那市駅で一旦下車。
旧型国電と同じカラーリングの車両に乗って、
辰野に着きました。ここからはJR東日本です。
塩嶺トンネル開業後、支線となった辰野支線のみで見られる*3
単行編成の123系を横目に見つつ、
時間があったので駅の外に出てみました。
奥に見える長野自動車道の高い高架が見えます。
比較的近い場所から電車で見たり、高速道路から見たりすると
すごいインパクトがあります。
そうそう今年は御柱祭の年です。
御柱祭で用いられる飾綱と同じものが岡谷駅に展示されています。
御柱祭と言えば、車窓から見える場所があります。
茅野駅を過ぎてしばらく進むと、御柱祭で上社の御柱の木落しが行なわれる
木落坂が見えます。
今年は動画サイトが普及して初めての御柱祭ということもあってか、
私が紹介する動画はいかに木落し会場と線路が近いか分かるものです。
なお、この動画の投稿者は車両メインだったようですがね…
さて、何だかんだで岡谷を出てから3時間半ほどで
高尾駅に到着。そういえば高尾山にはずいぶんと行っていないな…
乗り換えの時間が少なくて、天狗像や機銃掃射の痕を見ることができませんでした…
ここで中央線快速に乗って、
八王子で今回の旅は終了とします。