初めて東北の被災地を見る、仙台、石巻の旅

すみません、半年近くも更新サボってました。

再開しようと思った矢先に、フォトライフへのアップロードがうまくいかなかったので、

解決策が見つかるまで日記を中断してしまっていたのです。

一応、解決策はあったので再開します。


埼京線で乗ったのはE233系埼京線には最近は行ってきたばかりの車両なので、ラッキーでした。


赤羽で乗り換えた方が早いので乗り換えて、大宮まで移動。


新幹線に乗り換えて、

仙台に到着。


乗ったのはE5系E3系の混結はやてでしたが、乗ったのはE5系ではなく、E3系の方でした…

営業運転開始して2年以上経ったので、いい加減乗ろうと思ったのですが、

指定席を取るときに確認ミスをしたのが痛い…


さて、震災前の2月以来、2年5か月ぶりの仙台駅下車です。

最初の目的地は石巻です。

高速バスに乗るつもりでしたが、すれ違いになってしまったので仙石線経由で行くことに。

後から見ると、これが結果としていろいろな意味でよかった(というのは適切か?)と思います。


萬画の街 いしのまきへ!」

仙台駅のコインロッカーにもサイボーグ戦士が描かれています。


仙石線の電車は高城町まで運行中で、それより先へは松島海岸で乗り換えとなります。


というわけで、松島海岸に到着。


日本三景・松島への最寄駅なので、混雑していた車内から乗客が一気に降り、

ホームも混雑しています。


代行バスはこんな車両。貸し切りバスのような車両ですね。

松島の辺りは津波の被害が小さかったこともあり、あまり被害の痕跡は感じられませんでした。

代行バスのバス停の多くは、元あった駅より離れている場所の方が多くなっています。


東松島市津波被害が大きいエリアに入ると、

荒涼とした原野に流されずに残った建物がいくつか残っているようなそんな感じの

殺風景な光景がありました。


津波で被災した野蒜駅に着くと、曲がった架線柱など、

被災した時の状態が撤去されずに残っていました。


さらに進んで、代行バスの終点、矢本駅に到着。


駅名標ブルーインパルスです。


陸羽西線で使われていたキハ110系に乗って、


仙石線の終点、石巻に到着。


改札横には仮面ライダーと009、003がいます。


そして、石巻駅の精算所の看板にはロボコンが描かれています。


さらに、駅正面の上には、002がいます。


駅のステンドグラスにも石ノ森キャラが描かれています。

さすが、萬画の街、石巻

石ノ森萬画館に向かって移動すると、

道中には石ノ森キャラがいくつも見かけられます。

それにしても、ゴレンジャーが太って見えたのは気のせいだろうか…


マンホールにもロボコンの姿が見られます。


意外と注意して見ないとなかなか見つけられない震災の痕跡。

壊れたシャッターや、

コンクリートの基礎だけが残っている場所などが津波被害の大きさを感じさせます。


石巻まちなか復興マルシェという、小さな商店街もありました。

この中には、いくつもの店があり、その中には行列ができている店もありました。

その中の店で弁当を買って、このマルシェにある休憩所で食べました。


そして、いよいよ萬画館に入館します。

1階部分が津波で被災したことを感じさせないほどに復興しています。


石ノ森章太郎先生と握手をして、中に入ります。


1階は撮影可能だったので、撮影しました。

全体的になかなか面白い内容で、行った甲斐があったと思います。

サイボーグ009の企画展もなかなか良かったです。



バッカモーン ここに車を止めちゃイカン!!(ここは駐停車禁止です。)

このキャラ誰!? 星一徹っぽいけど違いますよね!? どなたかご存じありませんか!?


萬画館の奥の建物は、建物の形こそ残っていますが、

津波で無残に破壊されたままです。


橋もよく見るとゆがんでいます。


川沿いのガードレールなどが壊れたままになっている様子もいくつか見られます。





駅付近にも、浸水深を示した看板が置かれています。

1mはゆうに津波に使ったことになります。(ちなみに、この辺りは海抜3、4m)

駅舎の前にも、浸水した高さが示されています。

津波の被害を忘れないようにするためでしょうね。


構内には、マンガッタントレイン、キハ48が入線していました。

しかし、それには乗らず反対方面に向かいます。


万石浦沿いを進みつつ、


現在列車が運行している終点の浦宿に到着。

こうしてみると、ホームがかさ上げされていることがよく分かります。

駅構内まではかさ上げもあり、きれいな線路ですが、車止めを過ぎると

草ぼうぼうになってしまっていました。


道路の反対側からは、女川行きの代行バスが発車していきます。



駅入り口横に、券売機のある小さな待合室があるだけのこじんまりとした駅です。


線路の万石浦寄りには、真新しい防潮堤が設置されています。


石巻に戻ると、別のマンガッタンライナーが入線していました。

これに乗って小牛田に向かいます。


車内のマナー啓発ポスターも、石ノ森キャラとなっています。


小牛田に到着。 天候は前谷地辺りから雨になっていました。


ホームを移動して仙台行きに乗車しました。


仙台に到着後は、駅周辺をブラブラして、帰りの新幹線の時刻を待ちます。


仙台放送の看板。8に濁点で「はじまるよ」というわけでしょうか。


駅構内の牛タン料理店には行列ができていました。


帰りの新幹線はE5系です。


夕飯には、駅で買った牛タンの駅弁をいただきます。

温めるタイプのはずですが、食べてみたら

十分温まっておらず、冷たかったです。

ジェットのせいで歯車がズレたとはまさにそのこと…

(って、開けるタイミングを間違えた自分が悪いか…)


窓際の席はいっぱいでしたが、車端部の席を取ることには成功したので、

iPhoneの充電タイム。内装には木目調の物が使われています。


ちょうど真上に設置されていた、車内の監視カメラと

大体同じアングルで車内を俯瞰した様子を撮ってみました。


以上、仙台から大宮まで止まらないはやて44号からお送りしました。


今回は以上となります。