いろいろな意味で聖地、飯田線に行ってきました。その2:田本駅編

今回は、いろいろな意味で聖地、飯田線に行ってきました。その1:小和田駅編

の続きです。

小和田駅を出て、長野県に戻ります。

平岡駅豊橋方面に帰る臨時のツアー列車、秘境駅号とすれ違いつつ、

田本駅に着きました。

ここも秘境駅ランキング4位の秘境中の秘境駅です。


出口の階段が、トンネルの上に通じています。その階段を登ると、


これはすごい!!

崖っぷちで、駅の周りに人家が見当たりません。

それに景色も絶景です!!

さすが秘境と言ったところ!!


川沿いに10分ほど歩いてみると、吊り橋が見えました。

その吊り橋の手前にも吊り橋があり、それを渡って、

天竜川にかかる吊り橋の上まで来てみました。


結構揺れましたけど、けして不快ではない心地よい揺れでした。

その橋から天竜川を見ると、

こんな感じ。さすが秘境といった感じではないでしょうか。


ちなみに、吊り橋がある場所からさらに20分〜30分ほど歩くと

あるそうですが、行きません。



さて、吊り橋まで来た道はまさに山道!!獣道!!

ところどころに柵が設置されているのですが、

一切舗装されていない、木や竹の間を通り抜ける山道です。


さて、駅に戻ってきました。周りの建物は待合室だけです。

コンクリートで固められた断崖絶壁の中に、大きな岩があります。

崩れてこないんでしょうか…


待合室の中には、例によって駅ノートがありました。

駅ノートだけでなく、阿南町立図書館で使われていた本が棚に入っていました。

その本は、精神世界関係の本や、故・鈴木その子氏のダイエット本、

そしてなぜかまんがタイムオリジナルまでありました。


駅ノートを見てみると、

トラベルライターの横見浩彦氏と4コマ漫画家の小坂俊史氏のサインがありました。


絵師たちも田本駅駅ノートに絵を残しています。

私も絵がうまかったらな… とおもってしまいます。

そして、秘境駅と言えばブームのきっかけになったこの方も。


牛山隆信氏の記録です。

ちなみに、牛山氏は特別列車での秘境駅ツアーにも参加すると聞いています。

本職はサラリーマンなのに、よくまあ秘境駅に大勢のツアー客と一緒に

行こうと思ったもんだ…

いや、ツアーを主催するJR東海ツアーズに招待されたのでしょうか…


それにしても、この駅ノートは表紙がきれい。

ノートに写真を貼った人を尊敬したくなります。


そして、電車が来ました。飯田駅まで戻ります。


天竜峡で乗り継ぎのため下車。 川下りもいいな…


20分間、間があいたので途中下車しました。

なぜなら、飯田駅で前もって小和田〜下諏訪間の乗車券を

買っておいたからです。

営業キロが100km以上なので、途中下車も可能なのです。


小腹がすいたので、駅前の売店で菓子パンを買っておきました。


119系のそろい踏みです。


飯田線ダッシュのスタート地点、下山村駅を通過。

疲れているし、追い付く自身もないので私はしませんでした。

今降りた人はするのかな!?(しないと思う…)


そして、ホームの隙間がすごい切石駅を経由して、飯田駅に到着。

民宿で一泊しました。


つづく