土・日きっぷとウィークエンドパスの比較

私は7月の3連休に出かける計画を立てています。

さて、今年度から土・日きっぷに代わってウィークエンドパス

三連休パスに代わってスリーデーパスが発売されました。

はっきり言って、運賃のみ有効になってかえって割高になってしまいました。

それでも、転んでもただでは起きぬとばかりに、何とか従来の物と同様に

うまく使いこなせないかと考えてみたいと思います。


まず、代金の比較から。

土・日きっぷ 18,000円(特急にも乗り放題)
ウィークエンドパス 8,500円(運賃のみ有効)
 
三連休パス 26,000円(特急にも乗り放題)
スリーデーパス 13,000円(運賃のみ有効)

ということは料金が、ウィークエンドパスは9,500円分、スリーデーパスは13,000円分以下であれば、

三連休パスより安くなるという理屈になります。

ただ、現実的には長距離移動すれば必然的に従来のものよりも上回ってしまいますね…


ただし!! 従来のパスでは寝台列車ゴロンとシートを除く)は運賃のみ有効となるのですから、

寝台列車(あけぼのと北斗星)を使う場合には従来のものよりもお得になる計算になるでしょうかね…

移動の時には指定席で(5回以上)ゆっくりしたいという方にとってもかえって割安と言えるでしょう…

(3連休ですから、指定席の予約状況は要確認です)


試しに、私が3月に土・日きっぷを使って移動したケースで料金を比較してみます。

1日目
東京(都区内)〜長野新幹線〜長野〜篠ノ井〜松本〜信濃木崎 5,460円、
海ノ口〜(臨)ヤナバスキー場前 180円、
ヤナバスキー場前〜松本〜篠ノ井信越本線犀潟ほくほく線〜六日市〜上越線
越後湯沢〜上越新幹線〜大宮〜東京(都区内)7,520円
 
料金 東京〜長野 3,570円、 長野〜松本 570円、直江津〜越後湯沢 760円、越後湯沢〜大宮 2,520円
 
2日目
東京山手線内〜(臨)偕楽園 2,210円、水戸〜勝田 180円、勝田〜東京山手線内 2,210円
 
料金 上野〜偕楽園 1,300円、 勝田〜上野 1,300円
 
運賃計 17,760円、 料金計 10,020円、 計 27,780円 
 
土・日きっぷ 18,000円、ウィークエンドパス 18,520円相当


やっぱり、従来の土・日きっぷの方が安い…

ただし、仙台まで新幹線自由席で往復するのであれば、

わずかながらウィークエンドパスの方が安いということになります。


でも、東日本の新幹線には少しだけ安く乗れる裏技があるんです。


東京ではなく、上野か大宮で乗れば、200円特急料金が安いんです!!

郡山・長野までは大宮で乗れば東京で乗るより1,050円安くなり、盛岡なら520円安くなります。

詳細は、時刻表の最後の方の運賃・料金表をご覧になって下さい。


渋谷、新宿、池袋であれば、乗り換え時間を考慮しても、大宮までの所要時間は

ほとんど変わりません。ダイヤがうまくあえば大宮まで行った方が速いぐらいです。

もちろん、時間があれば普通列車で移動する距離を長くするという方法もあります。


ウィークエンドパスやスリーデーパスを土・日きっぷ三連休パスに極力近い形で

うまく使いこなせるようになりたいですね。

もし、何かアイデアがありましたらコメント欄にコメントして下さい。


さて、17日はコミケ拡大準備集会があるから、18、19日にウィークエンドパスを使うか…

どこに行こう…

ウィークエンドパスは、3連休のうちの連続する2日間にも使える)