「能登」「北陸」の旅。（その１ 急行能登かわいいよ能登 の巻）
ええ、こちらは午後10時半ごろの上野駅です。
車止めにはカメラを持った人たちが群がっています。
上野駅でカメラを持って待ちかまえていたのは30〜40人ぐらいでしょうか…
三脚を持ってきた人も結構見かけました。
さあ、一つ目の目当ての列車がやってまいりました。
みんなこぞってカメラを構えています。
さあ、寝台特急「北陸」の入線です!!
多くの人々が写真を撮っています。
というのも、3月12日限りで廃止になることが決まっているからです。
それにしても、上野駅には運休にならない限り毎日列車は来るのですから、
写真を撮るチャンスはまだまだあると思うのですが…
と思ったら、乗る人は多いみたいですね… 私みたいに。
廃止が近付くにつれて席が確保できなくなるでしょうからね…
事実、金・土・日は満席になっています。
「北陸」が発車しました。私は「北陸」に帰りに乗ることにします。
そして、行きに乗る、その後に来る列車を待ちます。
いよいよ来ました!! ホームライナー号です!?
あれ!? ちょっと違うような…
反対側のホームにもカメラを持った人が何人もいるし、
16番線であってるはずだしな…
すると、係員が車両の前で作業を行うと、
「ホームライナー」の下から出てきました。
というわけで、急行能登号です。
今や希少なボンネット車両489系です。
国鉄時代には多かった急行ですが、今のJRでは数少ない急行の一つです。
この「能登」も3月12日に廃止になります。
ただ、すぐに臨時急行として運行するそうですが…*1
といっても、このボンネット車両での運行はもうすぐ終わります。
これが6号車にあるラウンジの外観です。
ソファーなどがあってゆったりできますね…
中は比較的きれいです。外が相当古くなっているのとは大違い。
さて、北陸フリーきっぷで指定席を取りましたし、
急行「能登」で金沢に向かいましょう!!
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廃止1カ月半前なのに、まだガラガラの急行能登です。
午前0時、大宮駅で日付が変わり、0時1分に大宮駅を出ました。
ちなみに、大宮駅にもカメラを構えている人が… 撮り鉄恐るべし…
さて、熊谷を出たところで減灯します。
「ムーンライトながら」では減灯しなかったのに、さすが優等列車…
ちなみに、私ですが、それでもあまり良く眠れませんでした。
というわけで、鉄スポットである、土合、長岡でのスイッチバック、
他の乗客の中はガラガラの車両で4人分の座席を占領して
ぐっすり眠っている人もいたみたいですけどね…
高岡を出たところで、6号車にあるラウンジに移動しました。
ソファーや自動販売機があって、くつろぐことができます。
かつてはこのラウンジで車内販売をしていたんでしょうね…
あと、廃止直前はここもびっちり埋まってしまうんだろうな…
金沢駅に着きました。
向こう側のホームには寝台特急「北陸」が止まっていたので、
写真を撮っている人を何人か見かけました。
やっぱり急行能登かわいいよ能登。
この車両、どうも1972年に作られたものらしいです。
つまり、1980年2月6日生まれの能登麻美子さんが
生まれる前から走っていたわけです。
その２へ続く…
*1:3月19日には、485系6両編成で運行される。 http://www.jreast.co.jp/press/2009/20100111.pdf
