「能登」「北陸」の旅。(その2 雨晴海岸は絶景でござる の巻)

この記事は「能登」「北陸」の旅。(その1 急行能登かわいいよ能登 の巻)の続きです。

引き続き金沢駅です。

金沢駅といえば、これ。

3年半ぶりに見たけど、これはすごい。

これは「いいね金沢」と出てくる噴水ですが、

まだ7時前なので動いていないようです。


駅構内にある立ち食いそばの店でうどんを食べて、

次の目的地に向かいます。


北陸フリーきっぷは、フリー区間*1

特急の自由席に乗れるので、特急はくたかに乗ります。

はくたかに25分ほど乗ると、

高岡駅に到着。

高岡駅で乗り換えます。時間が少ないので改札は出ません。

氷見線乗り場から氷見線に乗って、30分ほどで



氷見に到着。

氷見市藤子不二雄A先生の出身地ですが、

氷見といえば、「トリビアの泉」で有名になった「寒ブリのうた」を

真っ先に思い浮かべるのは私だけでしょうか…

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氷見駅の駅舎内には、A先生原作の「忍者ハットリくん」のキャラがいます。

ハットリくんたちの人形の上には、A先生がデザインした

ブリのブリンスやタコのタコ八などのキャラがいます。

「氷見サカナ紳士録」という作品に出てくるんだそうです。

ちなみにそれらのキャラは比美町商店街が制作を依頼したそうです。*2

A先生の期待通り、氷見を盛り上げるのに一役買ってほしいですね。


氷見線城端線には忍者ハットリくん列車が走っています。

なお、その列車ではハットリくんの声で案内放送が流れます。

ちなみに、私が乗ったのは普通の列車でした…

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氷見市の案内図です。氷見には「まんがロード」や

湊川からくり時計などの観光スポットがあります。

時間の関係でいけませんでしたが、他の方が

Youtubeにアップしていたので紹介します。

ハットリくんたちが活躍してくれるそうです。


氷見には「比美乃江」という地名がありますが、

もしかしたら後述するものと関係あるのでしょうか…



さて、適当に散歩したところで列車が来るので引き返します。

氷見駅を出て8分ほどで、雨晴駅に着きました。

雨晴で対向列車を待っている間にホームに降りて写真を撮りました。


富山湾の奥に見える立山連峰が非常にきれいに見えました。

肉眼で見た方が、もっときれいに見えましたよ。

晴れている日で本当に良かったです。

雨晴の絶景を一通り見たところで、

越中国分に到着。

ホームの端からも富山湾がきれいに見えます。

それでは、線路沿いを歩いて雨晴駅まで向かいましょう。


ほぼ中間地点に、こんな案内板がありました。

そしてその方角を眺めると、立山連峰が見えます。

伏木港のクレーンがちょっと気になりますが、

それを差し引いても十二分に絶景です。


さて、列車が通過します。ここは撮影スポットとしても

非常に有名で、車で来た人も見かけました。

列車が通り過ぎたので、雨晴駅に向かいます。

道路と並行して進む線路。線路沿いに

大きな道路から横道にそれてしばらく行くと、

雨晴駅に着きました。

駅舎内には日の出を撮った写真などが飾られています。

雨晴駅の反対側に出て、


雨晴海岸に出ました。


雨晴駅に入線してきた列車を見送った後、

駅員の方に駅員室の中を見せてもらい、記念の絵葉書を買い、

ホームに出ました。

駅舎の下にある駅名標は可動式になっていて、

記念写真を撮るのに使えるのだそうです。


さて、折り返しの列車に乗りました。

雨晴の海岸には、カメラを持った人々が列車を取ろうと

待ち構えていました。

この写真の右側にあるのが義経岩です。

源義経がこの岩陰で雨宿りをしたとされる場所で、

その伝説が雨晴という地名の由来だと言われています。



この絶景の中を列車は通り過ぎ、終点の高岡…


の1つ手前の越中中川で降りました。

なんか幼稚園か小学校の壁にあるような絵が描かれた駅舎ですね。

この駅のほぼ両側に、藤子不二雄A先生の母校、高岡高校

藤子・F・不二雄先生の母校、高岡工芸高校があります。

藤子不二雄両先生の高校時代は、今の高岡市美術館がある場所に

高岡高校があり、両校は隣り合っていて授業をお互いの校舎で

行うこともあったそうです。


その高岡市美術館の向かいにある店が、

「たこ焼きはちはち」です。「true tears」に出てくる、

今川焼き「あいちゃん」のモデルになった店です。



true tears」のポスターやイラストなどが飾られていますが、その中に

きまぐれオレンジ☆ロード」のイラストを発見。*3

そういえば、まつもと泉先生も高岡出身でしたね…

しかも母校は高岡工芸高校。F先生の後輩じゃないですか!!


さて、たこ焼きを食べたところで移動します。

氷見線は1時間に1本、万葉線も待ち時間が分からないので

高岡駅まで歩きます。



大きな地図で見る

時間は少ないので、高岡古城公園の横を素通りして、

高岡駅までの1.7kmほどの道のりです。

次の列車の発車まで25分ほど。


へぇ、高岡市では、道路に雪除け用のシャベルが設置されているのか…

とまあ、結局は信号待ちの間に写真を撮る余裕と、

駅前のロッカーに大きな荷物を預ける余裕ができ、無事に間に合いました。


これが次の目的地へ向かうために乗る列車です。

この城端線の列車で、終点の城端駅まで向かいます。


反対側にはハットリくん列車も待機していました。

これで、私はふと思いました。

「次こそはハットリくん列車に乗れるでござる!!」と。


さて、列車は高岡駅を発車しました。

城端では何が待ち受けているのか!?

果たして、ハットリくん列車には乗れるのか!?

帰りの列車「北陸」には無事に乗れるのか!?


すべては、次回・その3に続きます。



雨晴海岸が出てくる作品

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*1:北陸本線富山〜加賀温泉間、高山本線猪谷〜富山間、七尾線氷見線城端線全線

*2:A先生のインタビューも載っています。 http://www.exe.ne.jp/~himijc/sakana/fujiko.htm

*3:ちなみにアニメ版