「能登」「北陸」の旅。(その3 城端・聖地巡礼 の巻)

この記事は「能登」「北陸」の旅。(その2 雨晴海岸は絶景でござる の巻)の続きです。

城端線で高岡から50分余り、隣に座ったおばさんと雑談したり、

車窓を眺めていたりしたら、あっという間に城端に着きました。

この駅名標はレトロで、ぬくもりがあっていいと思います。


この先は行き止まりになっています。

架空鉄道を考えるなら、この先を五箇山白川郷まで伸ばすでしょうね…

世界遺産ですし、「ひぐらしのなく頃に」のモデルですし、

第三セクターでの白川郷線というのを妄想してみる。


城端駅舎です。味があっていい駅舎だと思います。

さて、城端といえば、

アニメ「true tears」の聖地です。

城端駅舎内にある城端観光協会の横には、ポスターと駅ノートが置かれています。



ざっとこんな感じでしょうか… ちょっと角度は違うと思いますが…



聖地巡礼とは一切関係ありませんが、蔵の写真を。

このブログを始める前に栃木や川越に行っていますけど、

古い蔵って、素晴らしいですね!!


川に映える陽の光もまぶしいですね。


とまあ、城端の町を一回りしたところで、高岡に戻る列車が、

城端駅に入線してきましたが…

ハットリくん列車じゃなかったでござる!!

どうも、高岡で見た列車はその後車庫に引き上げたものと思われます。

さて、城端駅に戻りましょう。


駅舎内の観光協会には「true tears」のポスターやイラストなどが展示されています。

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「泪三景」という日本酒もありました。

登場人物の名をとって「乃絵の涙」「比呂美の涙」「愛子の涙」があります。

おねてぃ」や「らき☆すた」豊明は正式に販売されたものですが、

「泪三景」は関係者に配られた非売品のようです。


true tears」のスタッフのサインが飾ってありますね。

ジェロ、篠田三郎鈴木正幸、etc...

こちらにも有名人のサインがいくつもあります。

ジェロさん、あなたは城端じゃなくて

出雲崎でしょうが!(笑)


改めて駅ノートを見ました。


true tears」の反対側には笠などが展示されています。



さて、城端線に乗って高岡に戻ります。

城端線が走る砺波平野は散居村があることで知られていますが、

車窓からはあまり良く分かりませんでした…

教科書に載ってるので車窓から確かめようとしましたが、

いまひとつピンときませんでした…


高岡駅に戻ってきました。

ちょっと知人から電話があったもので、高岡駅周辺の観光はできませんでした…

用事を頼まれたので、すぐ出来るを早いうちにしておかないと…

というわけで、富山に移動します。


その日はダイヤが乱れた関係で、489系がはくたかの運用で使われていました。

急行「能登」と同じ車両で、どう見ても160km/h出そうにありません。

絶対にますますダイヤが乱れますよ!!

待てよ、ということは…と思って6号車を見てみると、


案の定、6号車にラウンジがありました。


富山に着いて、急いで用事に必要なものを買って、

高山本線に乗り換えました。車両はキハ120系です。

速星駅で途中下車。「速星」って、かっこいい名前ですね。


ここから15分ほど歩くと、

ファボーレに到着。ここも「true tears」に出てくる場所ですね。

Twitterをやっている身としては、是非ともお気に入りに登録、

つまりふぁぼーれということでしょうかね…(寒いか…)

暗いところでの写真はどうしてもブレる…


というわけで、この近くのファミレスで夕食を食べて、少し用事を済ませました。


ファボーレは中にあるショッピングセンター、シネマコンプレックスの他に、

近くにコジマやヤマダ電機なんかもありますが、

ファボーレの湯という温泉施設があります。

実は、これこそ私がファボーレまで足を運んだ理由の一つなのです。

入浴料は800円と高いですが、食堂やエステ、岩盤浴*1や、

休憩所などがある、小規模な健康ランドみたいな場所ですかね。


富山ライトレール岩瀬浜おわら風の盆で知られる越中八尾辺りに

ないかと探していましたが、見つからなかったもので…

帰ってから猪谷の手前の笹津駅の近くに温泉があるということを

知りましたが、他の用事が済ませられなかったもので…


そういえば、その2で降りた越中国分駅の近く、雨晴海岸寄りに

越乃庭という温泉施設がありましたが…

越乃庭には、露天風呂もあるそうなので、

雨晴海岸の絶景が見られるのでしょうね。
また今度寄る機会があったら行くことにしたいと思います。


入浴して、しばらく休んだ後、

終電に乗り損ねるとまずいので、早めに速星駅から高山本線に乗って

富山に戻りました。「北陸」が来るまで、駅付近で待ちます。


駅のすぐ横にあるコンビニで、ますのすしのおにぎりを買いました。

これが今回食べた、唯一の富山らしい食べ物です…

こんなもの、東京のコンビニでも売ってるわい!!

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せっかくなので、駅弁としても知られる、「源」のますのすしの写真を貼っときます…


さて、駅の前の道路に出てみると、

ちょうど路面電車セントラムが止まっていました。

セントラムは、2009年12月23日に開業した新しい路線*2を通り

富山市中心部を一周する路面電車の路線です。

2014年以降に富山ライトレールと直通運転する構想があるそうです。



・・・

乗ればよかったんじゃないか、俺!!

20分で1周、運賃200円なんだから、乗れば時間もつぶせるし

一石二鳥じゃないか!!


待合室にあったテレビの番組を見たりして。

時間をつぶしましたが、23時になったのでホームに移動します。


23時を過ぎて、まず、この電車が入線しました。

急行能登かわいいよ能登

というわけで、489系急行能登です。

上野発は「北陸」の方が先ですが、金沢発は「能登」が先です。

そういえば、今回の記事をアップした2月6日は、

能登麻美子さんの誕生日ですね。

能登三十路だよ能登

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さて、急行能登が発車して数分ほどで

寝台特急「北陸」が入線してまいりました。

これに乗って帰ります。

他の方がもうお休みになっているので、写真を撮るわけにはいかず…

というわけで、私が生まれて初めての寝台列車です。


最初のうちは揺れるうえ、窓がなく少し不安でしたが、

0時ごろまでには眠ることができたと思います。

長岡駅でのスイッチバック、機関車の付け替えにも目を覚まさず、

ぐっすり眠っていましたよ…


さて、大宮の手前で目が覚めましたが、もう少し寝台で横になりました。

金沢から8時間強。富山から7時間強で上野駅に着きました。

上野駅では、ちょうど急行能登が車庫に引き上げるところでした。


寝台車を外から見るとこんな感じ。

自分が乗った列車は7、8割ほど埋まっていました。

東京からの北陸フリーきっぷだけでなく、北陸からの

首都圏往復フリーきっぷでも乗れるということもあり、

ソロは満席と大盛況のようです。

廃止の影響もあり、「北陸」は2月下旬以降、すでに満席です。

能登」も休日は満席になりつつあります。

葬式鉄の方は10時に予約しないと乗るのは難しいでしょうね…

まあ、「能登」には自由席もありますが、

帰省ラッシュ並みの混雑が予想されますのでご注意ください。


また、産経新聞に掲載された、

【衝撃事件の核心】「鉄ヲタ専用車両でーす」暴走する一部鉄道ファンの行き着く果ては…

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100206/crm1002061201013-n1.htm

という記事で、一部鉄道ファンのマナーの悪さが問題視されてますので、

マナーにはくれぐれもご注意ください!!


以上、「能登」「北陸」の旅でした。

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*1:もちろん、いずれも別料金

*2:厳密には一度廃止された路線の復活