烏山線の旅。あと、幸手もね


ん?3ドアということは、E231系ではないな…

よし、211系だ!!と言うわけで、宇都宮に向かいます。


着きました。

というわけで、定番中の定番、餃子像

アウトレットモールに向かうバスの行列を見つつ、駅に戻って、

黒磯行きに乗ります。



ここ、宝積寺で

烏山線に乗り換えます。

車両はキハ40系です。JR東日本において東北ではキハ110系とともに主流ですが、

関東では烏山線が唯一の運用です。

もっとも以前北陸に行ったときには、氷見線城端線で乗りましたがね…



烏山線の車両のサボには七福神のイラストが描かれていて、その下にも

七福神のうち、1柱があしらわれています。なお、この車両は弁財天です。

そして、烏山までの各駅に対応する七福神がいるのも、

烏山線の面白い特徴です。


仁井田駅七福神は布袋。それにしても、

「JR烏山線を利用して電化を実現しよう!」というのは厳しいかな…

看板も随分昔から経っているみたいですし。


鴻野山は福禄寿。この無人駅のホームは隣の道路と柵一つ隔てた場所で、

かつ、ほとんど段差がない位置にあります。

まるで、路面電車か何かの停留所みたいですね…

こういう構造の駅を生で初めて見た自分には驚きでした。


車内はオールロングシートに改造されたもの。ごみ箱や消火器が間に置かれているものの、

2ドア車両に全てロングシートと言うのはあるいみ荘厳です。

欲を言えば、クロスシートなら言うまでもないのですが。


これはトイレを撤去した跡なのでしょうか…



さて、終点烏山に到着。


駅舎はこんな感じ。


ホームの先は300mあまり伸びていて、突き当たりは

このような感じ。廃線というわけでもないのに草がレールをすっかり覆っています。


突き当たりの手前にある踏切から駅のホームを見るとこんな感じ。

のどかなローカル線の風景といったところですが、やっぱり

列車が止まっている駅舎側のホームしか使われていないような雰囲気です。


烏山駅毘沙門天

と言うわけで、戻ります。


滝駅の名前の由来となった滝が車窓に見えましたが、写真は失敗…

こんど烏山線に行くときは絶対に滝駅で降りる!!

そして、滝の目の前に行ってやる!!


さて、行き違いがある駅に停車しましたが、駅員が運転手からタブレット

受け取っているぞ!?と思いきや、実はタブレットではなくスタフ。

形は似ているけど、少し違うもの。

スタフを用いて、この大金駅から烏山駅までの区間に1編成しか入らないようにしてるのです。


この大金駅七福神は大黒天。「大金」という名前に非常に似合います。


行き違いの待ち合わせ時間を利用して、駅舎の外に出てみました。

小判をあしらった形のマークが憎い演出ですね!!

(古臭いのが玉にきずですが…)


こんな栃木の田園風景を通って、


宝積寺に戻ってきました。七福神そろい踏みです。


0キロポストを発見。


さて、そろそろ戻ります。

宇都宮で乗り換えて、

栗橋駅に到着。


下りホームの奥に、新宿〜日光・鬼怒川直通特急の接続所があります。

さて、東口を出て少し進むと…

静御前の墓があります。

ただ、商店街の横なのが少し興ざめですが…


ここで東武日光線に乗り換えて…

新古河に到着。

ここが渡良瀬川。その奥が渡良瀬遊水地

足尾鉱毒の被害を受けた谷中村があった場所です。

また、栃木・茨城・群馬・埼玉の県境が入り乱れる場所でもあります。


さて、移動します。

栗橋みなみ…ではなく、南栗橋で乗り換えて、

中央林間行きに乗り、次の駅

幸手に到着。

ほんとはここに栗橋から直で行くつもりだったのですが、

ギリギリで乗れず、30分構内で待つのも嫌だったので、

新古河まで行ってみたんです…


さてさて、幸手と言えば、

こなたの地元、聖地であります。

何の変哲もない店にもこなたのアップ顔が…



でもって、それとは対照的に、古い蔵もいくつかある町であります。

なぜなら、幸手は江戸時代から日光街道の宿場町だったからなのです。


時間がないので例の田んぼの方まで行かずに、ローソンのところで引き返す。

徒歩25分ぐらいかと思っていたら、もっとかかるらしい…

埼玉県の内陸部は35度を超える猛暑ですし、列車の接続も考えて念のため早めに引き返します。


奥には明治初期の建築が、手前にはらき☆すたのイラストが描かれた電柱が。



書店、ならいちには何故か陵桜学園の制服が。

中にはノートもありました。

蔵などは人生。


幸手の蔵の中でも、最大のウリなのがこの岸本家住宅主屋。

なんと、国登録有形文化財だそうです。


さて、幸手駅に戻って

東急の車両で南栗橋まで行って、

接続が悪い、*1日光・鬼怒川行きの電車に乗り、

栗橋で乗り換え、(接続時間がギリギリだったので写真は省略)

埼京線に乗り換えて帰りました。


おまけ。


風が語りかけます、

うまい!うますぎる!

というわけで十万石まんじゅうです。

なかなか売っている店にめぐり合えなかったのですが、幸手で見かけたので

買って食べてみました。

本当に、うまい!うますぎる!という感じの味でした。

*1:もともとはこれに乗るつもりで時間調整していたのですが、思ったより早く着いた…