広島 「たまゆら」聖地と世界遺産の旅 その1 竹原・呉編

今回は広島に向かいます。

6時始発と早いですが、のぞみ1号は割と混雑しています。



相生付近を通過するとき、あの末期色を初めて目撃し、思わず声に出して「ああぁ」と言ってしまいました。


とそんな感じで福山に到着。


三原行き山陽本線に乗り換えます。


尾道を通過し、

尾道〜糸崎間でも海のすぐ横を通り、


終点、三原に到着。ちなみに、高架駅。


三原はタコの街らしい。


呉線に乗り換え。まずは「たまゆら」の舞台、竹原に向かいます。

乗る車両は105系瀬戸内色。

たまゆら」にも出てきた車両。いきなり末期色でなくてちょっと安心しました。


車窓からは瀬戸内海がきれいに見えます。

ただ、雲が多いのがちょっと難があるところ。



忠海に到着。「〜hitotose〜」で三次ちひろが間違えて降りた駅です。

ちなみに、この忠海という地名は、平清盛の父、平忠盛にちなんだものだそうです。

あと、戦時中に毒ガスを作っていた大久野島の最寄駅でもあります。



竹原に到着。




たまゆら」でおなじみの「おかえりなさい」の文字。

ただ、周りが汚れてしまっているのが残念。



町並み保存地区に向かおうとしていた矢先にやってきた上り電車は、末期色でした。

そういえば、安芸幸崎で末期色とすれ違ったぞ…


アーケードを通ると、

ももねこ様!!

まるで神様みたいに祀られています。


道の駅に寄った後、

日の丸寫眞館前に来ました。いよいよ本格的に聖地エリアに突入します。

それにしても、橋の下ぎりぎりまで川の水が来ていたような…


実際の日の丸寫眞館は今は別の場所で営業しているそうですが、

店のショーウィンドーの中には「たまゆら」のポスターなどが展示されていました。


町並み保存地区に入ります。


こちらにある旧笹井邸では雛飾りがいくつも展示されていました。

(訪問日は3月10日)


町並みはこんな感じ。安芸の小京都という別名は伊達ではなく、

洒落た感じのする場所です。


たまゆら」に出てきたお好み焼き屋「ほぼろ」のモデルとなった「ほり川」です。

外に何人か並んでいますが、その人たちも聖地巡礼でしょうか!?


もうすこし広い視点から見ると、こんな感じ。

ここで昼ご飯を食べました。


その向かいには、

楓が写真を撮った西方寺の階段。

そこを登っていきます。



普明閣に到着。


一通り見たので、一旦下に降ります。


かかえ地蔵。このお地蔵を抱えると願いがかなうそうです。

思ったよりも軽かったような気がしますが、人によっては重いかもしれません…


5人ぐらいの巡礼客がかかえ地蔵の前にいます。

関西からなら、比較的行きやすい場所だからか、

あるいは直前の3月7日に「クローズアップ現代」で取り上げられたからなのか、

30人ぐらいは巡礼客とすれ違いました。

湯涌温泉の時には10人とすれ違ったので驚きましたが、今回の驚きはそれ以上です。

しかも、地元のおばちゃんの話によれば、痛車を目撃したらしい。

しかし、私はそれらしきものを一切見ませんでした…




依然として、ほり川の前には人がわりといました。

おかげで、自分が昼ご飯食べるのに思った以上に時間がかかってしまいました…



町並みには、酒屋もあります。


また、レトロな看板が残る電気店もありました。


市役所には、「たまゆら」の大きな看板があります。

地元を懸命にアピールしているようです。


アーケード街の中にあるスペースには、

ノートが置かれていて、記念に書き込めるようになっていました。


さて、そろそろ竹原から次に向かいます。

次に乗るのは、

瀬戸内マリンビュー」あらため、「清盛マリンビュー」です。


自由席はこのようにボックスシートですが、見た目はきれいになってます。


指定席はこのように、ほぼすべての座席が海側を向き、ソファーのような椅子に座ることができるのです。

ただし、私は自由席…



反対側からの末期色を見送って、出発します。



広駅で途中下車。


たまゆら」に出てきました。でも自分の写真にはバス停が移っていないからもっと手前か…




新車呉!!なんちゃって。呉駅に到着。


戦艦大和誕生の地。呉と言えば、軍港として栄えた都市です。

ふと反対側に止まっている車両を見ると、


何と!! 國鐵廣島伝説のガムテープ補修を発見してしまいました!!


改札前には平清盛像。


大和ミュージアムの前までやってきました。


しかし、中に入ったのは向かいのてつのくじら館。

海上自衛隊の広報施設で、退役した潜水艦、なだしおが置かれ、内部の一部も公開されています。



この電車で、

広島駅に到着。

宿の最寄駅まで広電で移動しましたとさ。


つづく。