梅雨時の四国訪問記その1

今回は久しぶりに羽田空港からのスタート。


今回乗るのはボーイング787。ではなく、

777-200です。

飛行機まではバスでの移動。まさか大型機で沖止めとは思わなかったよ。

エンジンを間近で見ると、大きさに改めて気付きます。


愛知県上空を通過。セントレアが見えます。

しかし、ここから先は曇りがち。


座席は土曜の7時台発でもガラガラ。とくに窓から遠い真ん中にはほとんど人がいませんでした。

お盆やGW、年末年始を除き、777では明らかに輸送力過剰だと思うのですが…

というわけで、曇り空を降下し、瀬戸内海の景色を見つつ、島を一周するように

旋回して着陸態勢に。

竹原とかの方面が見えるから右側に座ればよかったかもな…


松山に到着。初めての四国上陸です。

外はあいにくの雨です。まあ、梅雨(6月30日)だから覚悟はしていたけど…


リムジンバスに乗って、松山市街地へと向かいます。


伊予鉄道の市内線(路面電車)の線路を見ると、坊っちゃん列車が走っていました。


てな感じで、道後温泉に到着。


道後温泉本館まで歩いていきました。

中には入らなかったです…




松山駅方面に戻ります。


市内線と郊外線が直角に交差する大手町駅です。

ちょうど、元京王5000系の伊予鉄道800系が駅に停車するところでした。

そして、その反対側からは

京王井の頭線の3000系が発車しました。

京王時代にはあり得なかった対面が松山では見られるのです。



これが乗ってきた車両です。伊予鉄道市内線の中では新しい車両になります。



松山駅の駅舎は地味な駅舎ですね。


改札の横のじゃこ天屋でじゃこ天を買って食べました。

かつて、ここはじゃこ天おばさんで有名だったのですが、

おばさんは引退し、その後店の名前も変わってしまいました。


そして、また路面電車に。今度は古い車両。

というのも、「ナニワ工機 昭和29年」。あと2年で還暦です。


というわけで、松山市駅に到着。


向かいには、坊っちゃん列車が留置されていました。


って、四国にまで行ってメロンブックス見に行ったのかよ!?



そして、また大手町に戻ってきました。

これぞ直角に交わるダイヤモンドクロッシング。今では数少ない代物です。

かつてあった場所で有名なのは西宮北口ですが、現存するのはほかに2か所。であってましたっけ…


これが市内線の乗り場。


松山市方面のホームはビルと一体化しています。


路面電車2両がダイヤモンドクロスを通過。


続いて、3000系も通過。


京王電鉄松山線(違)


というわけで、松山駅に歩いて移動。いよいよJR四国に乗ります。

旧線は土砂崩れのため不通… でも、一応伊予市方面まで行って考えます。


松山駅の一つとなりの市坪駅は、野球駅。


終点伊予市駅に到着。(本来は旧線経由宇和島行きなのですが…)

結局、旧線は断念。代行バスも一応出ていましたが、予定が大幅に狂うのでやむなく今後の機会に…


特急宇和海で松山まで引き返すことに。 ああフリーパスって便利だねえ。


松山駅に到着。


次はJR四国8000系に乗車。なんと同じホームでの乗り換え。


駅弁は松山名物の醤油めしを購入。


しまなみ海道の四国側の玄関口、今治や、水樹奈々さんの出身地、新居浜を通り、

ああ、伊予西条で途中下車して、四国鉄道文化館に寄ればよかったかな…


伊予三島を通過。 JR四国駅名標旧国名が小さくなっています。

それにしてもやっぱり「四国中央市」はダサい…



香川県に入り、これは津島ノ宮の辺り。天気が良ければかなりの景色ですが、

天気が悪くてもそれなりに景色が楽しめる場所ではありますが。


といった感じで多度津に到着。


国鉄道発祥の地ということで、こんなものが。


さらに、多度津少林寺拳法発祥のまちでもあるそうです。


駅舎はこんな感じ。交通の要所で、車庫があり、少し離れた場所には車両工場もあるのですが、

こじんまりとした駅舎です。


琴平に移動。


琴平にもSLの車軸が。って、かつて琴平までは国鉄琴電だけでなく、

琴平参宮電鉄、琴平急行電鉄も走っていた、いわば過当競争の場所。

戦争の影響で琴平急行がつぶれ、

四国の鉄道を語る上で欠かせない場所の一つでもあるのです。


レトロな駅舎に似つかない、パチンコ屋のネオンのような「琴平駅」。

変だが、なかなか味があって面白いです。



駅前の道路にある案内板。

金刀比羅宮」ではなく、愛称の「こんぴらさん」になっているところが面白いですね。



ことでん琴電琴平駅が途中にありました。


ことでんで使われているのは、元京急の車両が中心。

ですが、伊予鉄道と同じような元京王5000系、

さらに名古屋市営地下鉄で使われていた車両も走っています。


待合室には座布団が敷かれていました。


駅間の距離の関係か、琴平からの駅数の割に、

長尾線志度線の運賃が安いように感じられます。

あ、高松中心部にはことでんの方が安いんです。

というわけで、参道を少し歩いてみることにします。

上まで行くのは時間の関係で無理ですので、階段の入口の辺りまで。




海から遠いのに海の科学館があるのは、こんぴらさんが海の守り神だからです。



駅に戻り、ホームを見ると、大量の風鈴が飾られていました。

「親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれた歌の短冊が付いていました。


切欠き式の1番のりばには121系が止まっていましたが、


次に乗ったのは、アンパンマン列車「南風」。

なぜアンパンマンかというと、作者のやなせたかしさんが高知県出身だから。

車両の天井にもアンパンマンなどのキャラクターが描かれています。


宇多津を過ぎて、いよいよ瀬戸大橋が見えてきました。


いよいよ瀬戸大橋に入りました。


あいにくの空ながらも、瀬戸内の島々を見るのは面白いものです。


岡山県に入って、児島に到着。JR四国はここまで。


ここでアンパンマンともお別れ。


駅前にあるのは、コジマではなくヤマダ電機


ポスターはなぜか往年のタツノコプロ


児島で折り返す岡山からの列車は、物の見事に末期色。

広島よりも岡山の方が末期色の割合が高いという噂は伊達じゃないようだ…

(って、以前広島に行った時、末期色じゃない岡山車に乗ったけど…)


というわけで、マリンライナーに乗って高松へ向かいます。


今回乗ったのは、グリーン車。2階建て車両の2階です。

そのグリーン車から、瀬戸大橋の眺めを見てみましょう。





これは与島の辺りだったかな。


さぬきうどん駅こと、高松駅に到着。


さて、マリンライナーに使われるのはJR西日本の223系とJR四国5000系の混成車両。

2階建て車両以外は、非常にそっくりです。


岡山〜高松間を30分に1度という頻度で運行しているため、このような並びもよくあるのです。



フリーゲージトレインの導入を求める看板。

まあ、導入されればすごく便利だろうけど、現実的には難しいだろうな…


駅構内にある連絡船うどんの店。

宇高連絡船うどん屋の味を再現したものだそうですが、まだおなかがすいていないので、

他のところで食べることにします…





といった感じで高松駅の駅舎を見つつ移動。

ことでん高松築港駅へ。 今回泊まる宿の最寄りの瓦町まで移動。



高松城の石垣、お堀のすぐ横に駅があるんです!! 面白いでしょ!!


座席にペンギンのキャラが座ってた。

で、それ以降は写真を撮り忘れてしまったので画像はありません…


その2へ続く…